2008年04月17日

神聖な樹“オリーブ”昔話

オリーブ神聖な樹とされていますが、それにまつわる昔話があります。

むかしむかし、神様の神殿が戦争で破壊され焼け落ちてしまいました。

それを知った植物たちは、大いに悲しみ、お悔やみの氣持ちで葉っぱを
すべて落としてしまいましたが、唯一オリーブだけは葉っぱを全く落としま
せんでした。

この状況を見て木々たちは、「我々全員が神様のことをこれだけ心配して
いるのに、オリーブは神様のことなど全く氣にもかけないヒドイ奴だ!」と
神様に申し上げました。

すると神様は「外から見える姿だけで判断してはいけないよ!おまえたち
の中で私のことを一番心配してくれているのはオリーブだよ!!その証拠
に、オリーブの幹の中心部分は心配のあまり空っぽになっているではない
か!?!」とおっしゃいました。

外見には惑わされず、本質を見抜く神様の判断によって、オリーブはそれ
以来、神様に一番近い神聖な樹とされるようになりましたとさ…。

事実オリーブはとても長生きで、樹齢を重ねるほどに中心部が空洞になり
1000年以上の樹では樹齢の推定が難しくなります。


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Posted by シマムラ at 18:08│Comments(0)オリーブについて
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