2008年01月17日

体の内と外からオリーブオイル!

自然の恵みをいっぱいのオリーブオイルの素晴らしさ最大限に生かしすために、体の内と外からオリーブオイルを使うことで相乗効果が期待できます!

口から肛門までは一般に体内だと思われがちですが、生物学的には体外です。だから、消化管内は体内にある体外です。一方、皮膚はまさに体の表面ですから体外にある体外です。つまり、場所は違っても、消化器官も皮膚も両方とも対外であると言う位置付けは同じです。

つまり、オリーブオイルを食品として食べることと、化粧品として皮膚に塗ることは、両方ともオリーブオイルの持つ自然からのメッセージとオイル成分を体外から取り入れて、体内のために役立てていると言う意味で、全く同じことです。だからよりよい効果を求めるには、内外両方からのアプローチが有効だと言えます。

さらに、腸内には共生微生物がいて、人の健康と切っても切れない大事な働きをしてくれていることがよく知られています。同様に人体で最大の器官である皮膚の表面にも、たくさんの共生微生物が住んでいます。腸内でも皮膚上でも、ともどれだけ優秀な微生物により多く、効率的に活躍してもらえるかが、美容・健康作りに直結しています。

内と外から環境条件を整えて、人間だけでなく共生微生物をも元氣に、美しく、健康にするお手伝いをするオリーブオイルを食べてると同時に皮膚にも塗って、体の内と外からお役立てください。  


Posted by シマムラ at 15:46Comments(0)オリーブオイルについて

2008年01月17日

オリーブオイルは天然の「フレッシュフルーツジュース」

リンゴやミカンやその他なんでも新鮮なフルーツのフレッシュジュースを思い浮かべて下さい。

新鮮な果実からの絞りたてのジュースは、フルーツ独特のいい香りがしていかにもおいしそうです。
この香りは揮発性の油成分ですが、その量はほんのわずかで目で確認できる量ではなく、ジュースの主成分はほとんどが水分です。

これに対して、オリーブ果実には油成分が非常に多く含まれていて、オリーブを搾っただけのジュースをそのまま静置しておくと、10~15%くらいの油が上部に、残りの果汁を含んだ水分が下に分離します。
天然のオリーブフレッシュジュースの内、オイル部分がオリーブオイルと言う訳です!

人為的に加工して作られたたジュースよりも、自然のフルーツを絞ったままで、何の処理や加工もしていないフレッシュフルーツジュースがおいしくて体にいいとお考えなら、そのオイル版のオリーブオイルが素晴らしいのは当たり前とご理解いただけるのではないでしょうか…?

ほとんど全ての植物オイルは、果実(フルーツ)ではなく、種子(シード)から搾られますが、アクや不純物などを含むのでそのままでは食用とすることができません。そのため精製が必要となり、その過程で不純物とともに微量成分や色、香りなどもすべて取り除かれて特徴のないオイルになってしまいます。

植物油の中で唯一、オリーブオイルのみが果実(フルーツ)から搾られ、何の手も加えなくてもそのまま食用にすることができます。自然の恵みがぎっしりと詰め込まれていて、大切な微量成分などはそのままで、おいしくて、品種や産地ごとに、独特の味、色、香りなどの特徴があり、バラエティに富んでいます。

「天然のフレッシュジュース」オリーブオイルの奥深い世界をお楽しみ下さい。  


Posted by シマムラ at 15:16Comments(0)オリーブオイルについて

2008年01月17日

オリーブオイルは「あなた用の」オイル

植物油には、果実から絞られるオイルと、種子から絞られるオイルがあります。
オリーブオイルが果実のオイルであるのに対して、その他のほとんどすべての植物油は種子のオイルです。


オリーブオイルのおすすめの理由を、果実と種子の自然の成り立ちの意味から考えてみると…。

植物は自分の子孫を残すために果実を作り、その中に種子があります。その種子が植物の枝から落ちて足元から発芽したのでは、同士討ちになって繁栄は望めません。子孫繁栄のためには、種子を自分よりできるだけ遠くに持って行って芽を出し、成長することが必要です。

植物は自分では動けないので、その役目を動物や鳥たちにお願いします。でも、ただで仕事をしてもらおうと虫の良い事は言いません。ちゃんとその手数料として、種子のまわりにおいしい果実を用意して「どうぞ食べに来てください」また「食べてくれてありがとうございます」と言うメッセージを発信しています。

種子がまだ若くて熟していない間は、果実の色も葉に隠れて目立たない緑色で、硬くて、成分的にもおいしくなく、「まだ食べる準備は整っていないヨ!」と言う意志表示をしています。種子の発芽に必要な栄養が蓄積され準備が整うと、果実も目立つ色に変わり、熟して柔らかく食べやすくなり、成分も充実して「もういつ食べてもらってもOK」と言ううシグナルに変わります。

それを一番良く知っている動物や鳥たちは、待ってましたとばかりにそのおいしい果実をご馳走になり、その種子を遠くへ運びます。そこには、ただ単に地上に落ちた種子よりも、動物や鳥の体内を通って落とされる種子の方が発芽率が数倍も良いと言う、驚くべき共生関係が成り立っています。それは、動物からのおいしいフルーツを『 ありがとうございます 』と言うお返しでもあります。

つまり、果実の中のオイルは「あなた用に用意された」オイルなんです!!
だから一切の加工は必要なく、そのまま利用できますし、自然の恵みもそのまま残されたオイルです。

一方、種子はその植物の命を伝える最も大切な源です。その植物が健全に育つための生命の元となるプログラムと成分がぎっしりつまり、油分や栄養分のバランスもその植物にとって完璧です。

そんな重要な種子が食べられてしまったら、植物にとっては子孫存続の最大の危機です。だから、そうならないように、その中に自分以外の者にとっては必要ないもの、あるいは害がある物質を含んで、「種子を食べてもおいしくないヨ!」また「あなたの体のプラスにはならないヨ!」という情報を発信しています。

つまり、種子のオイルは「その植物専用の自家用」オイルなんです!!
だから他の者が無理にそれを利用しようとすると、不都合なものを取り除くための精製が必要になり、その過程の中で自然のめぐみも一緒に精製されてしまって、残念ながら元のままと言う訳にはいきません。

オリーブオイルにステキな効果があると認められ、何千年も世界中で愛されて来た秘密は、「あなた用のオイル」と言う自然のプログラムにあるのかもしれません。  


Posted by シマムラ at 12:23Comments(0)オリーブオイルについて